毎月お釈迦様のお言葉をご紹介し、分かりやすく解説しております。

今月の言葉
令和6年4月の言葉

他人を苦しめることによって 自分の快楽を求める人は怨みの絆にまつわられて 怨みから免れることができない  今月は『法句経』の「さまざまなこと」という章から聖句を選びました。  残念ながら、人の苦しみによって快楽を得ようと […]

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今月の言葉
令和6年3月の言葉

単に何かの行為をするよりは 善いことをするほうがよい なしおわって 後で悔いがない  今月の聖句も『法句経』から抜粋しています。聖句の前には「悪いことをするよりは、何もしないほうがよい。悪いことをすれば、後で悔いる」とも […]

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今月の言葉
令和6年2月の言葉

誠あり、徳あり、慈しみがあって 傷わず、つつしみあり みずからととのえ、汚れを除き 気をつけている人こそ「長老」と呼ばれる  今月は『法句経』の「道を実践する人」という章から聖句を選びました。  一般的にアジアでは「年長 […]

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今月の言葉
令和6年 正月の言葉

他人の過失は見やすいけれども 自分の過失は見がたい ひとは他人の過失を籾殻のように吹き散らす しかし自分の過失は隠してしまう  明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。  今月は『法句経』の「汚 […]

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今月の言葉
12月の言葉

徳行と見識とをそなえ 法にしたがって生き、真実を語り 自分のなすべきことを行なう人は 人々から愛される 今月は『法句経』の「愛するもの」という章から聖句を選びました。 ここでは、実践と知識の両方を備えていて、人として守る […]

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今月の言葉
11月の言葉

愚人とともに歩む人は 長い道のりにわたって憂いがある愚人と共に住むのは つねにつらいことである  実は、上記の聖句に先立って「もろもろの聖者に会うのは善いことである。かれらと共に住むのはつねに楽しい。愚かなる者どもに会わ […]

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今月の言葉
10月の言葉

たとえ貨幣の雨を降らすとも 欲望の満足されることはない「快楽の味は短くて苦痛である」と知るのが賢者である 解説 今月は『法句経』の「ブッダ」という章から聖句を選びました。 「ブッダ」(Buddha)とは「覚った(人)」と […]

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今月の言葉
9月の言葉

みずから悪をなすならば、みずから汚れみずから悪をなさないならば、みずから浄まる浄いのも浄くないのも、各自のことがらである人は他人を浄めることができない 解説 今月は『法句経』の「自己」という章から聖句を選びました。これま […]

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今月の言葉
8月の言葉

学ぶことの少ない人は 牛のように老いるかれの肉は増えるが かれの知慧は増えない 解説 今月は『法句経』の「老いること」という章から聖句を選びました。人は誰しも老いていきます。現代では「アンチエイジング」という名のもと、い […]

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今月の言葉
7月の言葉

荒々しいことばを言うな 言われた人々は汝に言い返すであろう怒りを含んだことばは苦痛である 報復が汝の身に至るであろう 解説 今月は『法句経』の「暴力」という章から聖句を選びました。「暴力」という語を見ると、無意識的に身体 […]

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