毎月お釈迦様のお言葉をご紹介し、分かりやすく解説しております。

今月の言葉
令和6年10月の言葉

身にも、ことばにも、心にも 悪い事を為さず 三つのところについてつつしんでいる人 ——かれをわれは<バラモン>と呼ぶ 中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』 今月は『法句経』の「バラモン」という章から聖句を選びま […]

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今月の言葉
令和6年9月の言葉

実に自己は自分の主である 自己は自分の帰趨(よるべ)である 故に自分をととのえよ —— 商人が良い馬を調教するように 中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』 今月は『法句経』の「修行僧」という章から聖句を選びまし […]

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今月の言葉
令和6年8月の言葉

あれこれ考えて心が乱れ 愛欲が激しくうずくのに 愛欲を浄らかだと見なす人には 愛執がますます増大する 中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』 今月は『法句経』の「愛執」という章から聖句を選びました。 先々月(6月 […]

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今月の言葉
令和6年7月の言葉

つとめはげむのを楽しめ おのれの心を護れ 自己を難処から救い出せ —泥沼に落ちこんだ象のように 中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』 聖句を読んだだけでは意味を理解しにくいので、丁寧に説明していきましょう。 1 […]

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今月の言葉
令和6年6月の言葉

この世において如何ともし難い このうずく愛欲を断ったならば 憂いはその人から消え失せる ——水の滴が蓮華から落ちるように 中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』 今月は『法句経』の「愛執」という章から聖句を選びま […]

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今月の言葉
令和6年5月の言葉

この心は、以前には、望むがままに 欲するがままに、快きがままにさすらっていた。今やわたくしは その心をすっかり抑制しよう 今月は『法句経』の「象」という章から聖句を選びました。 では、なぜこの聖句が「象」の章の中にまとめ […]

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今月の言葉
令和6年4月の言葉

他人を苦しめることによって 自分の快楽を求める人は怨みの絆にまつわられて 怨みから免れることができない  今月は『法句経』の「さまざまなこと」という章から聖句を選びました。  残念ながら、人の苦しみによって快楽を得ようと […]

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今月の言葉
令和6年3月の言葉

単に何かの行為をするよりは 善いことをするほうがよい なしおわって 後で悔いがない  今月の聖句も『法句経』から抜粋しています。聖句の前には「悪いことをするよりは、何もしないほうがよい。悪いことをすれば、後で悔いる」とも […]

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今月の言葉
令和6年2月の言葉

誠あり、徳あり、慈しみがあって 傷わず、つつしみあり みずからととのえ、汚れを除き 気をつけている人こそ「長老」と呼ばれる  今月は『法句経』の「道を実践する人」という章から聖句を選びました。  一般的にアジアでは「年長 […]

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今月の言葉
令和6年 正月の言葉

他人の過失は見やすいけれども 自分の過失は見がたい ひとは他人の過失を籾殻のように吹き散らす しかし自分の過失は隠してしまう  明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。  今月は『法句経』の「汚 […]

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