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正月の言葉

 
 


如来の種とは何ですか、維摩居士が答えた
我の肉親、無明、盲執、貪り、怒り、迷妄
煩悩、悪行、誤った見解等、全てが
仏となるための種なのです。

 

 
 

維摩経より

 
 

<解説>

    文殊菩薩の問いに答えた維摩居士に対し、さらに文殊菩薩がその理由を尋ねます。
    この問いに対し居士は「既に修行を重ね一切の執着心を克服した修行者は無上の悟りを求める心を起こす事が出来ず、他人を救おうとの慈悲心を起こす事がない。このように無為の正しい位に入る修行者は仏たるべき特性を起こす事が出来ないのです。その反対に、自我に執着し、欲望の海に入り込んでる者は仏たる特性を獲得する事ができるのです。何故ならば綺麗な水に蓮華は咲かず、汚れた泥の中から蓮華が咲くように。また同じく種を空中に植えても芽は出ないが、糞土の布かれた土地に種を蒔くならばよく食物が育つようなものである。例えば大海に入らなければ価値のわからないほどの宝珠を得る事ができるようなものである。それと同じく煩悩の大海に入らないと、全知と言う宝を得る事が出来ないのです。だから煩悩多き凡夫は仏の教えを聞いて無上の喜びを起こす事が出来、仏の道を歩みたいとの願いを起こして、その願いを捨てる事がないのです。」と答えています。
    私たちは煩悩多き者ですが、煩悩多きが故に仏の国に行きたいとの願いも強いはずです。
    今年は「仏の国まで歩み続ける」との誓いを立て、歩み続けましょう。 

 
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