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7月の言葉

 
 


空慧で無明を照らせば、
無明は即ち淨なり。
例えば、賊ありと認識すれば
被害に遭わずに済むが如し

 

 
 

法華玄義より

 
 

<解説>

  今月の言葉は更に続けて
    無明に染らなければ、即ち煩悩道は淨なり。
    煩悩は淨なるが故に即ち業なし。
    業なきが故に縛無し。
    縛無きが故に是自在我なり。
と述べている。
  先ず無明とは煩悩のことで、空慧とは悟りの知恵と理解してください。
  今月の言葉は「悟りの知恵で煩悩を見ると、煩悩は浄(大変綺麗)で一切の汚れ、即ち迷いを取り除いている状態と同じである。」と言っている。
  何故なら、如何に愚かな人でも部屋に泥棒がいると気づいたならば被害に遭わないように対処できるのと同じで、煩悩が迷いや悩み、苦悩や不幸を作り出すと知れば、欲望に取り憑かれないように注意する事が出来る。そうすれば煩悩を持ったままでも正しい生活ができる。
  そして正しい生活をするならば、欲望が作り出す業(悪因)は無くなる。そうすれば業に縛られることもなくなり、心は自由に解放され、幸せな生活を送れる、と解き明かしている。
  私たちは煩悩多き凡夫でも、お釈迦様の正しい教えを学び、常にその教えに従って歩もうと精進(努力)すれば、煩悩を持ったままで、菩薩・如来と同じ浄行を収めることができ、その行の功徳が満ちた時には悟りの世界、即ち仏様の極楽に往生する事が出来ると示しています。
  「仏様の浄土で暮らしている。」と信じて一日一日を楽しく、誰とも仲良く暮らすことにより、悟りに近づく生活が出来るのです。

 
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