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11月の言葉

 
 


もし、人、散乱の心で、
塔廟の中に入り
一度南無仏と称えれば
皆、已に仏道を成ぜり
 

 
 

<法華経方便品より>

 
 

<解説>

    「嘘も方便」ということわざがあります。このことわざは法華経の方便品(ほうべんぼん)と言う章に由来すると考えられています。      この方便品では、お釈迦様が智慧第一の弟子と云われる舎利弗(しゃりほつ)へ仏の導きの姿を説き示しています。  
    私たち凡夫は煩悩多く、様々な問題で悩み様々な原因で苦しみます。そのような人々に同じ方法、内容の教えを説いても全ての人々の苦悩を取り去ることが出来ません。そこで仏様は対機説法といって、苦しんでいる一人ひとりに一番相応しい教えでもって導いて下さるのです。  
    その仏様のお導き、方便が様々な教えとなって説かれているのが方便品なのです。
    今月の言葉は「悩み苦しみ、心が散乱して冷静にものが考えられない、冷静に自分を見つめることが出来ない人でも、仏様の前に座り、南無仏、観音様ならば南無観世音菩薩と称えれば、必ず観音様は救いの手を差し伸べて下さるよ、と教えて下さっているのです。  
    この方便品では他に「子供が戯れに仏塔を作っても、その功徳は無量で、子供は将来大きな功徳を受けることが出来る」とか「錯乱した心で仏様に一輪の花をお供えしても、その功徳は計り知れない」「仏に敬心して鼓を撃ち、法螺貝を吹き、笛・琴・琵琶をもって妙音を供養すれば一切の苦悩は消滅する」と方便の例が説き示されている。  
    私たちは御仏の方便力を信じ、常に南無仏、南無観世音菩薩とお唱えし続けましょう。
    

 
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