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7月の言葉

 
 


戯(たわむ)れに砂を
聚(あつ)めて 仏塔を造り
百福荘厳して仏を描き
歌唄して仏の徳を頌(じゅ)し
一華をもって仏に供養せば
皆、ともに仏道を成ぜり
 

 
 

『妙法蓮華経方便品第2』より

 
 

<解説>

  『妙法蓮華経方便品第2』でお釈迦様は舎利弗というお弟子に下記のように話しかけられました。
  「諸々の仏はかって多くの仏に仕え、そこで様々な修行を積み重ねた。その結果、智慧は量り知れず、その覚りの門には入り難く、とうてい声聞や、縁覚には理解しがたいものである。
  何故なら、仏は完成した方便、知見を身に具え、不思議な力と限りない境地に入っているからである。
  舎利弗よ、仏はいろいろと分別し、巧みに教えを説き、言葉は慈悲に満ち、人々を喜ばせる。しかし、この仏の美徳を説明するのは容易ではなく、仏と仏だけが理解しうるものである。
  しかし、私は今、自分が体験し、体得したところの覚(さと)りを、限りない仏の智慧を駆使して解き明かそう。仏は人々の欲求や習い性、過去につくった善悪の行いを余すところなく知り尽くしているので、縁と比喩と方便を以って人々の心に歓びを溢れさよう。
  諸々の仏子(仏教信者)の為にここに大乗の教えを説き、人々が来世に仏道を成ずる(覚りを得る)であろうと予言する。
1.声聞、若しくは菩薩で私の法を一偈でも聞き、覚りを開きたいと願うものは皆成仏すること疑いなし。
2.荒野において土を積みて仏堂を造り、また子供が戯れに砂を集めて仏塔をつくっても、その功徳は量り知れず、将来必ず仏国土にうまれることを証(あ)かそう。
3.仏像を造り、仏画を描き、その仏に供物を備えて掌を合わせ、礼拝するならば将来は必ず仏道を成じたり。
4.仏の教えを聞き、仏心を起こして徐々に慈悲の心を起こすものは皆確実に苦悩を脱し、平安の境地を得るであろう。
と、説き、南無観世音菩薩、南無仏と称えるだけでも仏の無量の功徳が頂戴できると説き示して下さっています。
今月は清水寺御本尊十一面観音様のご開帳法要です。この勝縁を喜んで観音様に花を備え、手を合わせてご加護を願いましょう。

 
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