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5月の言葉

 
 

言葉は山びこのようなもの、

魔術で作り出されたものと理解し

言葉を実態として捉えず、想像せず、

言葉に囚われないことが 言葉の抑制である。
 

 
 

三昧王経より

 
 

 今月はお釈迦様が月光太子の質問に答える形で説かれた、三昧についてのみ教えをとりあげました。

  ある時、月光太子がお釈迦様の前に出て「如何に修行すれば道徳を守りながら仏の教えに喜びを見出し、完全な道徳を極めた人となり、他のものに依存して存在しているものの本質を熟慮することができるのですか?」お尋ねした。

  この月光太子の質問に対し、お釈迦様は「身体の抑制、言葉の抑制、心の抑制という三昧を修める事によってものの本質を熟慮し、この世に存在するものは全て平等であるとの境地に入り、完全な道徳を身につける事ができる。」と答えられた。続けて、この平等の境地を覚(さとる)ために「喜びの心」「あわれみの心」「平等の心」の四つの心で三昧に入った。と答えられたのです。

  三昧とは心を集中して覚りに近ずくことをいい、お釈迦様は身体と言葉と心の抑制という三昧によって、この世での一切の苦しみ、一切の因縁から解放され、仏の覚りに近づくことができると、と教えてくださっている。

  そして、この三昧に入れば、あらゆる生あるものの貪欲な心、憎しみの心、迷いの心をありのままに知る事ができ、毒も剣も怖れる事なく、火中にあっても水中にあっても恐れる事なく、あらゆる苦痛から解放されると。解き示してくださっている。

  言葉が乱れ、こんな人が何故、と言わざるを得ない異常な行動が痕を絶たない今日、「言葉と身体と心」の制御に務め、誰にも平等に慈しみの心を持って日々暮らしていきたい。

 
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