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3月の言葉

 
 

心は彩画の色に非ず、彩画の色は心に非ず、
心を離れて画色無く、画色離れて心なし。
かの心は常住せず、無量にして仕儀し難く、
一切の色を顕現して、各々あい知らず。

 
 
華厳経夜摩天宮菩薩説偈品より
 
 

 お釈迦様は人生の最後に故郷に帰りたいと願われ、最後の旅をしておられました。
絵は絵師の心によって自由に描かれる。又そ の絵を見る人も自由に感じ、様々な想いを描く。
絵も、想いも共に心を離れては存在せず、心の働 きがなければ絵画は存在しない。
しかも、その 絵画は常に同じではなく、見る人が変われば想 いも変わり、同じ人が見ても何時も同じに見え るとは限らない。
即ち、絵も心も常に同じ状態で存在するので はなく常に変化している。
この世の物は全て心より生まれ、心によって 変化している。
故に心があってこそ物の存在を確 認することが出来、心によってのみ存在が認められるのである。
このことから華厳経では存在の確認は心の働 きである、と説く。
だから仏様の存在も心が認識するのであり、 衆生の存在も同じである。
即ち心と佛と衆生は区別のないもので有り、 佛も本来凡夫(衆生)であり、殊更特別な存在 ではない。
更に華厳経では「自分の心も自分自身のものではなく、己の身体もまたこの心のものではな い。
心と身体が一体となった時、そこに不可思議 な動きが生じ、佛が出現する。」と説かれている。
このことを私たちが正しく理解することが出来れば、誰もが何時でも佛と出会い、佛と語り、 佛のお導きが頂けるのです。
故に、日々信仰心を持ち、慈悲の生活を心がけ、平安な人生を歩み続けましょう。

 
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