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12月の言葉

 
 

菩薩は誤った信念に取り憑かれ、貪欲・瞋恚・無知のために迷い、憤怒と怨恨と激情を抱く愚者を慈しみ、苦より解き放つ。

 
 
十地経第二地よりより
 
 

 十地経と云うお経に、菩薩が修行について自問自答する箇所がある。  「次から次へとはてしない苦悩に苦しめられ続ける、地獄に堕ちても、はたまた畜生類に生まれても、阿修羅のたぐいの餓鬼となっても、常に燃えさかる苦悩の猛焔によって身体を焼かれる。このようなあらゆる苦悩は、罪の垢となった悪しき生活習慣からこそ生まれる。 どのような有様であるにせよ、人々が苦悩の存在を彷徨い、次から次にへと凶運を受けるのは、全て前世に於いて十種の悪なる道を歩んだからである。因って反対に十種の善なる道を歩むことを自ら率先しよう。それによって人間に生まれることを願い、更には迷いのない有頂天に生まれることを示したい。さらに修行を重ね、心を清浄にして菩薩行に精進すれば心に憐愍(れんびん)と慈悲心が生まれ、あらゆる苦悩に陥っている衆生を優しく導いて捨てることがない。尚一層精進を積み重ねると十の不思議な知力を体得して、仏にふさわしい徳が現れ、実現されると聞く。このように十の知力が現れるまで私は修行して行かねばならない。・・・・・・・」と。  こうして自問自答し、誓願し、精進し続けた菩薩は心に愛憐を育み、慈悲心を育成し、衆生救済の布施行に邁進されるのです。  よって、菩薩・如来は愚かさのために迷い、嫉妬し、恐怖する私たちを慈しみの目で観、救いの手を差し伸べ、正しい道へと導いて下さるのです。  さて、平成25年を師走を迎え、後悔することが無かったであろうか、残念ながら反省しかりである。  特に良と信じた行動が他に受け入れられず、反って家族や自分に苦しみや悲しみをもたらしはしなかったであろうか?。  私たち凡夫の判断、行動は大変に誤りやすい。常にこのことを自分自身に言い聞かせ、観音様にその正邪を尋ね、お導きを頂こう。  観音様の導きを得ることこそ明年の安楽がある。

 
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