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5月の言葉

 
 

無量世において
眼根の因縁を以て
諸色に貪愛せり
色に著するを以ての故に
諸塵を貪愛せり
色は汝が眼を壊して
恩愛の奴とせり

 
 
観普賢菩薩行法経より
 
 

 過去現在未来、すべての世界においてまず注意しなければならぬことは、「目で見ること」によって生じる過ちを自覚することです。
なぜなら、私たちは目で見ることによって美しい、可愛い、愛しいとの感情が芽生えると、そのものに執着して所有欲が生じ、独占欲が強まります。こうした感情・欲望が強くなると、そのことで心が一杯になり他のことが目に入らなくなります。耳にする音や鼻から嗅ぐ香り、舌であじわう味や身体で感じる触感もまた同様であることが説かれています。
こうした五感(眼・耳・鼻・舌・身)から入ってくる対象に対して欲望を起こして執着し、それを満たしたいとの思いが強まると、仕事は手に付かなくなります。また思い通りにならないと、他の人やものに責任転嫁をしたり不満を募らせ、その不満が怒りとなって家族・仲間との関係が壊れ、悩み苦しみことがあります。
最悪の場合、これが原因となって自分自身の人生を壊してしまうことすらあるのです。
お釈迦さまは、五感から入ってくるものが欲望を駆り立てる原因となりうることを示し、それらによって心を惑わされないようにと戒めてくださっています。
私たちは、日々自らの心の有り様に気を配り、仏の御心に叶う生活を続けたいものです。 

 
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