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7月の言葉

 
 

水は井戸や器の中にては
堅固、不動、不乱、自性清浄で
ある如く、修行者は偽り欺きを離れ
その行為は堅固、不動、不乱、
自性清浄であるべきである。

 
 
「ミリンダ王の問い」より
 
 

灼熱の夏、冷たい水が欲しい季節がやって来ました。働いた後に飲む麦で造った泡の立つ水はまた格別ですね。
今月の言葉はインドを平定したギリシャの王「アレクサンドロスの末裔」ミリンダ王と比丘ナーガセーナの問答の一つで、水の大切さをミリンダ王に説いた部分です。
比丘ナーガセーナは「修行者は水の5つの特性を大事にしなければならない。として
第1には、水は器に入れられるとその形は変化せず、不動不乱でしかも自性は清浄である如く、修行者は偽りや欺きを離れ、その行為は堅固、不動不乱、自性清浄でなければならない。
第2には、水には常に清令の本性があるように修行者は寛容・慈しみ・親切に満ち、周囲の人々の利益を考えなければならない。
第3には、水は不浄なものを清浄にする如く、修行者はどんな場所にいても口論せず、又そのような場をつくってはならない。常に憎しみの心を沈め、許しの心を育むべきである。
第4には、水は総ての人々から大切にされるように、修行者は少欲知足に徹し、世間の人々から慕われなくてはならない。
第5には、湧出する水は誰にも不快感を与えないように、修行者は喧嘩、口論、いらだち、不快感をつくり出す行動を取ってはならない。」
と解き示したのです。

この水の5つの特性は正に観音さまのお心、御教えでもあります。観音さまを信仰する私達はこの水の特性を大事にし、少しでも近づけるように精進したいものです。

 
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