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7月の言葉
 
 

水は器の中にては堅固
不動・不乱にして
自性清浄なる如く
偽り欺きを離れ
心を常に堅固にして
不動・不乱にすべし

 
 
ミリンダ王の問いより
 
 

 水の恋しい酷暑の夏がやって来た。
津波のように総てを取り壊し、流し去ってしまう水も、その反面、私達の命の素でもある水は様々な教訓を示してくれる。
この水の性質が観音様の御心と大変よく似ているとし、観音像はその手に水甁を持つようになったとも言われている。
その性質とは
1,器に入れるとその水の性質は堅固にして不動・不乱となる。
2、渇いた喉を潤し、寛容、慈しみの心を示す。
3、流れる水は不浄なものを取り込んでもその汚れに汚されること    なく、一切を浄める。
4、湧水する水は清浄にして滋味に富み一切の人に喜びを与える。
5,高低に捕らわれず器を平等に浸し、一切の差別をしない。
と言い、この水の心を観音様のお心と感じて学び育まねばなら   ないと教えて下さっている。
即ち、私達は清浄な心を育んで偽りを言わず、欺きを離れ、誰にでも寛容にして慈しみの心を示し、己の利益ばかりを主張するのではなく他の人の利益を考える。
また、憎しみの心を捨て、許す心を育み、家柄や財産の多寡で人を差別せず、常に平等の心をもって小欲知足を心がけ、他に不快感を与えず、喧嘩・論争をしないように努力したいものである。この水の心を体して努力することが観音様に近づく最良の方法である。

 
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