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2月の言葉
 
 

甘露を服して死せるものあり
甘露を服して長寿を得る者あり
毒を服して生ずるものあり
毒を服して死せるものあり

 
 
大般涅槃経より
 
 

 お釈迦様が涅槃(完全な覚りに)にお入りになる前に説かれた大般涅槃経と言うお経がある。
このお経の中で何度も私達には等しく仏性があり、その仏性が在ることに気づいていないだけだ。と下記のような比喩を説いて下さっている。
「ある国に立派な宝珠を額に持つ力士がいた。彼は常に相手の頭や胸に自分の頭を付けて相撲を取っていたが、ある試合の後額にあった宝珠が亡くなってしまい、幾ら捜しても宝珠は見つからず、あれほど強かった相撲も見る見る弱くなり誰も相手をしてくれなくなった。そんな時、ある名医が宝珠は亡くなったのではなく額の肉の中に埋まっただけだと教えてくれ、又前のように自信を持ち、強くなった」と

ある時、一人の弟子が「人皆等しく仏性が在ると説かれるが、では仏性のある人がなで罪を犯し、悩み苦しむのですか」とお尋ねするとお釈迦様は「欲望や妬み、怒りの垢によって仏性を見失った人は尊い仏性が在るにも関わらずその宝珠を見失った力士のように仏性の力を輝かせることが出来ない。滋養がある物を食べても返って毒に成ることがあるように。又毒を食べてもそれが薬になることが有るように。
仏性が在ると言えども、それに気づかない者には不幸が襲い、仏性を信じ、仏性を磨こうと精進する者にはそれが例え毒であり,不幸の種であろうとも薬に替え、幸運の種に変化させることが出来るのだ。と教えて下さっている。

 
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