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9月の言葉

 
 

当に知るべし
身土は一念三千なり
故に道を成ずる時
この本理に称い
一身一念、法界に遍ねかん

 
 

摩訶止観より

 
 

今月の言葉は円頓章として日々お唱えしている経文の一節です。
意味は「私達が日々見聞きし、触、嗅ぎ、味わって(身土)感じる善し悪し、好き嫌いの評価は全て私達自身の判断であり、見聞きし、触れ味わうものの固有の価値ではない。即ち、私達は常に自分の感情、興味によって偏った判断をしていることを知っておかなくてはならない。
故に人生に置いて道を求め、幸せを求める者はこの道理をわきまえ、常偏った判断に沿って行動していないかを反省し、出来うる限り偏らない判断をするように心がけなければならない。と教えてくれている。
近年、自暴自棄になって無謀無慈悲な行動に走り、又将来を勝手に悲観して自殺する人が後を絶たないが、私達の判断、感情は何時も同じでは無い。「今日の友は明日の敵」と言う言葉があるように、私達の心は大変勝手な者で、ほんの少し見方が変化し、興味が逸れると、今まで自分の命と思えていたものが嫌になり、遂には棄ててしまいたいとの思いに駆られることさえある。又、憎くて憎くてたまらない人が急に善い人に思えることがあり、希望の持てない人生に希望の火が点ることが多々ある。
一時の感情で人生に悲観し、自暴自棄となって無謀な判断を下すこと戒め、常に「今の心は一時的なものかもしれない。」と、立ち止まり、両親や兄弟、又信頼できる人に相談する勇気を持とう。必ず人生に光明が挿すでしょう。

 
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