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5月の言葉

 
 


この筏は私をこの岸に渡してくれた
大変役に立った筏である
だからこの筏を捨てることなく
肩に担いで持って行こう
 

 
 

パーリ中部経典より

 
 

<解説>

   令和元年を迎えました。この新しい時代を私たちは如何様に考え、暮らしていけば「平和で、平安な」社会を作ることが出来るのでしょうか。
   平成の30年間は残念ながら災害の多い時代でした。しかも、日本社会は停滞し、一流国から2流国に落ちる瀬戸際にいると言っても過言ではないような状態です。
   例えば日本のお家芸であった家電業界はその勢いをなくし、台湾や中国・韓国の後塵を拝しています。教育の分野でも、今まで後進国だと侮っていた国の大学が今では日本の大学より国際評価の高い国が続出し、我が国が誇る東京大学ですら、世界でやっと49番目の評価しか受けられないのが現状です。
   何が原因だったのか、正直よくわかりませんが、一つ言えることは昭和の時代の成功体験を捨てることができなかったのが一つの原因であったことは確かなのでは。
   お釈迦さまはどんなに役立った筏でも、肩に担いで旅をするとその筏のために体力を奪われ、新しい荷を背負えなくなってしまう。「正しいことでさえ執着すべきではなく、捨て離れなくてはならない。」と教えてくださっています。
   私たちは新しい時代を迎えた今こそ、何を護り、ないを捨て、何に執着してはならないのかを見極め、生き生きとし、しかも平安で平和な令和の時代を築き上げたいものです。

 
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