ID : Pass :  | register
     
 

正月の言葉

 
 


如来は時代の堕落の際に出現する
あるいは人々が堕落した際に
あるいは悪徳が栄える際に
あるいは邪見が横行する際に
 

 
 

法華経方便品より

 
 

<解説>

   平成30年の文字として「災」という漢字が選ばれたれたことからもわかるように、昨年は自然災害の多い年でした。それと同じく人々の心にも悪魔が入り込み、あまりにも残酷・理不尽と思える事件が頻発しました。又政治・経済の世界でも自分だけが、自社だけが、自国だけが得をすれば善いとの邪見が大きくクローズアップされ、その邪見を支持する愚者の増加が社会不安を掻き立てました。
   今年もこの邪見・堕落が横行し、厳しい社会になるだろうと予想されています。それでも今年は元号が変わる事もあり、新鮮な風を吹かして、心豊かな年にしたいものです。
   中国に「亥微陽を起こす」と言う故事があります。「亥の年はほのかな光が差し込む。」という意味で、亥年を迎えた今年は、この中国の故事を現実のものとすべく、温かい社会をつくる為に互いに出来る努力をしようではありませんか。
   その為には如来様に出現して頂く事が最善だとは思いますが、如来様の出現を願う前に、如来様の御教えを学び、その御教えを守って一日一日を誠実に、慎ましく、思慮深く生活して行きたいと願っています。
   御教えに沿った堅実な営みを続ければ、私たち皆が願うように仏様が出現され、至福の世界にお導き戴けると信じております。
   私たちの精進で、微かでも温かい陽が差し込む一年にして行きましょう。

 
プリンタ用画面
友達に伝える
カテゴリートップ
2019年の言葉

 
     
厄ばらい申し込み

修行体験

清水寺通信
pagetop