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10月の言葉

 
 


如何にして煩悩を捨てずして、
而も五欲を離れずして、
諸根を浄め、諸の罪を
滅除する事を得んや。
 

 
 

観普菩薩行法経より

 
 

<解説>

   お釈迦様が毘沙離国の大林精舎、重閣講堂に住しておられた時、弟子達に「私は3ヶ月後に涅槃に入る。」と話された。
   この言葉を聞いた阿難尊者は、坐を立ち、衣服を整え、合掌してお釈迦様の囲りを三回巡り、佛に礼拝し、胡跪合掌してお釈迦様をまじまじと見つめました。同じく、長老の摩訶迦葉と弥勒菩薩も同じく立って三匝し、三人は異口同音に「世尊、如来の滅後に、如何にして衆生は菩薩の心を起し、大乗の修行をすればよいのでしょうか?、如何にして無上菩提の心を失なわずに生活すれば良いのでしょうか?、如何にして五欲を離れずして、諸根を浄め、諸の罪を減除すれば善いのでしょうか。」と尋ねました。
   この質問を受けてお釈迦様は阿難にお答えになりました。「これから普賢菩薩の東方浄妙国に於ける修行を話そう。お前達も普賢菩薩の行を見習い、菩薩行を実践しなさい。」と普賢菩薩の行を話されました。
   そのお話によると、常に仏様を拝みたいと願い、大乗教を読誦し、心が大乗の教えから離れないようにしなさい。その様な生活が21日(3×7日)続けば普賢菩薩のお姿を見る事が出来るようになるだろう。たとえ重き罪のある者でも49日間(7×7)努めれば普賢菩薩に肖る事が出来るであろう。更に重大な障りがある者でも1生乃至2生の間努めれば必ず功徳を得て菩提を成就するであろう。 その為には先ず、仏様を念じなさい。次に大乗の教えを心に念じなさい。3に、共に大乗教を信ずる人たちに敬意を払いなさい。4には仏様が説かれた戒めを守り実践しなさい。5には仏様が勧められる布施の行を実践しなさい。6には全ての行動は天が見ていると思い、天を畏敬しなさい。 そして仏様の教えの功徳を讃え、大乗の教えを他の人に確りと伝えなさい。
   この6つの方法を実践するならば菩提心を堅持し、五欲を捨てずして清い心を持ち続ける事が出来る。と話されました。
   この6つの修行の中でも特に懺悔が大切です。目で見ることから起こる欲望や嫉妬、怒り、思い込みを常に反省し、正しく見極める努力をして、幸せで平安な日々を過ごして行きたいと願っています。

 
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