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2月の言葉

 
 


誠の語は第1の戒である
誠の語は覚りに至る梯子である
真実の語は小さくて大である
妄語は地獄に堕ちる
 

 
 

大智度論(須陀須王物語)より

 
 

<解説>

     今月の言葉は「須陀須はある日園に遊びに出かけようとすると、一人の修行僧が布施を請いましたので帰ったら布施することを約束し、園で楽しんでいました。そこに2つの羽を持った鹿足王が現れ須陀須王を捉えました。洞窟に閉じ込められた王は大粒の涙を流して泣きじゃくります。これを見た鹿足王が『どうして子供のように泣くのだ』と尋ねますと『一人の修行僧と帰ったら布施をすると約束したが、その約束が守れないのが残念で泣いている。死が怖いのではなく信頼を失うことを恐れている。』と答えたのです。余りににも悔しがるので鹿足王は約束を果たしたら必ず帰ってくることを条件に須陀須王を解き離しました。解放された王は城に帰り、約束通り修行僧に布施をし、息子に跡を托し、引き止めようとする家来たちに「言葉を守る事が人間であり、語を真実として実行しないものは人間ではない。』といって鹿王の下に帰りました。須陀須王が帰って来たのを見た鹿王は彼の誠実さに心打たれ『私の心は清められた』といって他に捉えていた人達と共に解放された。」と言う物語に出てくる言葉です。
     お釈迦様は涅槃にお入りになる時、弟子たちに「法(私の教え)を灯火とし、私の教えに依って培った己自身を灯火として修行しなさい」と遺言されました。誠の言葉を語るのは正に法灯明の実践と言えるでしょう。

 
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