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6月の言葉

 
 


貪愛と憎しみとは何の因縁か
好き嫌いや、不安・恐怖感は
どこから生ずるのか
諸々の思いは何処から起こって
善意を投げ飛ばすのか
 

 
 

針毛[夜叉]経より

 
 

<解説>

     針のような毛が生えているどう猛な夜叉が、近くでお釈迦様が説法をしておられるとの話を聞き、似非沙門を懲らしめてやると言ってお釈迦様に近づき、今月の言葉のように質問をしました。
    この問いに対しお釈迦様は「貪愛と憎しみは自身の因縁から生ずる。好き嫌いや、身の毛がよだつほどの恐怖は自分自身から生まれる。この貪愛と憎しみ・恐怖感は自分の心の内から起こり、諸々の善意を投げ捨てるのである。」と答えられるのです。
    また続けて、「それら貪欲の心は愛欲から生まれ、あたかもニグローダー(樹)の幹から芽生えた若葉のように。あたかも森にはびこる蔦のように、諸々の欲望に絡みついている。」「煩悩が何の因縁から生じたかを知る人々はよく煩悩を除く。」と解き明かされました。
    これを聞いた針毛夜叉は改心し、多くの夜叉を連れてお釈迦様のお弟子になった。と言うお経です。
    私たちは自分自身の愚かな心で周囲の人を判断し、好きだ、嫌いだと申します。また育った環境という因縁を絶対なものと思い込み、他者を虐め、恐れ、毛嫌いしています。でもそれらの心、判断は全て己自身の心の表れであり、自分の心が変化すると、他者への評価も変わることを知っておかねば成りません。

 
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