ID : Pass :  | register
厄ばらい申し込み

修行体験

みどころ

 

     
 

4月の言葉

 
 


ああ、短いかな、人の生命よ。
百歳に達せずして死す。
たとえこれ以上長く生きるとも、
また、老衰のために死す。
 

 
 

スッタニパータより

 
 

<解説>

    今月の言葉はお釈迦様が青年時代に悩まれた「命題」であったと語り継がれています。
    生まれて直ぐに、実母を亡くされたお釈迦様、ゴータマ・シッダルータ青年は、ともすれば人の世の短いことを嘆き、老いること、病に苦しむことを恐れておられた、と伝えられています。
    それと同時に「人は確実に老い、病にかかり、死んで行くのに、あたかも不自然なことのように嘆き、命を長らえることに執着している自分が居ることに気づき、その矛盾を克服し、永遠の生命、絶対の平安を何としても獲得したい」と強く願われたのです。
    命の儚さに悩まれたお釈迦様は王子の位を捨て修行者となり、遂には菩提樹の下で覚り(さとり)を開き、永遠の生命と真の平安を獲得されたのです。
     さてお釈迦様のお覚りを簡潔に言うと、
1. 一切のものは心によって作られ、心によって認識される。心が執着し、心が苦悩を感じる。
    一切の執着を断つことが永遠の生命を獲得する方法である。
2. 生老病死の因縁を断ち、平安の境地を獲得するためには悪因、悪果となる「縁」を作るな。
    長生きしたいと願うと、返って老い・病になることを恐れ、その恐れが縁となって心を悩まし、己自身を苦しめている、それを克服するためには正しい生活をすれば自然と苦悩は離れ、心の平安を得ることが出来ると、お覚りになったのです。

 
プリンタ用画面
友達に伝える
前
5月の言葉
カテゴリートップ
平成29年の言葉
次
3月の言葉

 
     
貫主法話(録音)集

 

清水寺通信
Facebook
 
 

 

pagetop