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担当者 kansu  登録日時 2013-5-30 17:04 (3278 ヒット)

重要文化財
摩多羅神像&奉納面 特別公開
6月18日〜7月21日
時間は9時より16時まで 本堂にて公開します。


拝観料 1,000円(お札付き)

開始時間 09時00分

今年4月に重要文化財の指定を受けた摩多羅神像と、同じく今年4月に島根県文化財に指定された摩多羅神への奉納面8面を特別公開します。

摩多羅神とは
 主に天台宗寺院の念仏道場=常行堂の一角に祀られた霊異いちじるしい秘神。念仏守護の護法神で、慈覚大師が唐より帰朝の際、船中に影向したとの所伝から、新羅明神や赤山明神と同じく「異神」と考えられる。本貫地は比叡山延暦寺で、中世に慈覚大師の事跡と常行堂の様式ともども、日光山・毛越寺・多武峰妙楽寺、そして清水寺・鰐淵寺など各地の有力な天台寺院に伝わった。常行堂はその荘厳法や儀礼のすべてが秘事とされ、摩多羅神の真容はタブーとして明かされていないが、年始の法会=修正会のときに出御した神の前で数々の芸能が演じられている。堂衆たちの組織と結束は、摩多羅神を霊的な支柱として成り立っていたと思われる。神への法楽と神との交歓によってそれを確認し、さらに高めてゆく最高の祝祭・実践の場が修正会だった。やがて摩多羅神の特異な神格と威力は常行堂の外にも及び、秘密結社的なイニシエーションの本尊にもなり、また鼓を打ち、唱歌する姿から芸能の神としても信仰された。一方、年頭儀礼の本尊という役割は、摩多羅神に豊穣の神という属性を付与してゆく。
 摩多羅神の像容としては、踊る二童子を左右に配した三尊形式の画像が普通で、これまで中世の神像は知られていなかった。その意味で「嘉暦四年」と「常行堂」の銘をもつ清水寺の神像の存在は、実に貴重である。
                                   和光大学教授 山本ひろ子先生

 
     
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