令和3年度行事予定

御参拝者へのお願い
 

4月8日は花祭りです。


お釈迦様は今から2500年余前、インド北東部(今のネパール)の都市でシャカ族の王子としてお生まれになりました。
お釈迦様がお母様がお産のために実家にお帰りになる途中、ルンビニ苑の無憂樹の側でお生まれになりました。
ブッダチャリータというお経には「お釈迦様がお生まれになると、天地は6種の振動を起こし、大地は様々な色の花がいっせいに花開き、空からは甘露の法雨が降り注いだ。」記述されていることから、お釈迦様のお誕生日には花で飾られたお堂(花御堂)をあつらえ、中に右手は天を、左手は地を指さす誕生仏を安置し、誕生仏に甘茶をかけてお祝いするようになりました。
お釈迦様は本名、ゴータマ・シッダールタと言い、お釈迦様がお覚りになってからは「シャカ族出身の仏」という意味でお釈迦様、釈迦如来と呼ぶようになりました。
さて、お釈迦様は幼少の頃から人間が持って生まれた生老病死」という苦しみから如何したら解放されるのだろう?と悩み抜いた末、お城を飛び出し、王子という地位を捨てて苦行林に入り、宿業からの離脱を願って6年間あらゆる苦行に挑戦されました。
何故に必死で苦行をされたかというと、当時のインドでは肉体があるから心が悩み苦しむのだ、心を解放するためには体と心を分離すれば良い、という考え方が主流でしたので若いシッダールタもそれに習って苦行によって心と体の分離による心の解放を求めたのです。
しかし、体を痛めつければ痛めつけるほど心は弱まり、気持ちは弱まり、気が失せていきった。肉体と心は別物では一体のものと気付かれたお釈迦さまは苦行林を抜け出し、尼連禅河の水で体を浄め、スジャーターと言う娘が供養してくれた乳粥を食べて体力の回復を図り、直ぐそばにあった菩提樹の下で1週間瞑想し、遂にお覚りを得られたので。
お釈迦様のお覚りを簡単に説明すると「私たちが暮らすこの世は本来が苦であり、人間はその苦を一身に集める存在である。なのに人はそのことに気付かず、幸せに暮らす事が当然と考え、余計に苦しみを取り込んでいる。
幸せなりたい、平安な暮らしがしたいと願うならば、先ずは自分の事を横に置き、周囲の人の幸せを願い、その為に自分に出来る施しを精一杯しなさい。そうすれば自然に己の心から我執が薄れ、欲望が弱まり、不安・恐怖を取り除く心の力が増大し、心の平安を得ることが出来る。と教えてくださったのです。
花祭りには是非お寺にお参りし、お花をお供えし、甘茶を供養してお釈迦様のお誕生をお祝いて下さい。

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還誕祭・ちびっ子祈願祭のご案内

清水寺の開創記念日を祝う還誕祭(4月29日〜5月5日)とちびっ子祈願祭(4月29日〜5月5日)は今年もコロナ感染が休息せず、国中に変異株感染が急拡大していることを鑑み、今年も自粛法要とさせて頂きます。
期間中柳灌頂とちびっ子祈祷はお受けしてはおりますが、御参拝祈祷ご希望の方は必ず高熱が無いかを確認し、マスクをつけてご参拝ください。
当時でも密にならないよう人数制限をしながらご祈祷をしておりますのでその点呉々もご理解の上、ご協力ください。

 
還誕祭法要「散華」の様子